定期健診

• 定期健診はいつから始めるのがベストですか？

  定期健診は口の中の健康を維持するためのものです。だからこそ虫歯も歯周病の症状もなく、口の中が健康な状態からはじめることがベストです。もし、現在治療中であれば、治療終了後から定期健診をはじめてください。また、小さなお子様の場合は、将来虫歯や歯周病で苦労しないためにも、歯が1本でも生えてきたら定期健診に通われることをお勧めします。
• 定期健診で歯が白くなりますか？

  定期健診と歯を白くするホワイトニングは別のものです。定期健診を受ける度に歯科医師や歯科衛生士による専門的なクリーニングを行いますので、歯の表面についた汚れや着色が取れて、きれいになります。きれいな状態が維持できればそれで健康なのですが、歯を白くしたい場合には、ホワイトニングをご相談ください。
• 総入歯ですが、定期健診は必要ですか？

  必要です。義歯は細菌が繁殖しやすく、歯肉との適合と咬み合わせが変化しやすいこともあって定期的なチェックは欠かせません。定期健診を適切に受けることで、快適な状態を長期にわたって維持できるので、義歯だから必要ないとは考えないでください。

6歳臼歯

• いつごろ最初の永久歯が生えてきますか？

  おおよそ６歳前後に「６歳臼歯」（第一大臼歯）か下の前歯が生えてきます。７〜８歳で上下の前歯４本ずつ生え替わりますが、この時にまだ６歳臼歯が生えてこないようなら、手前の歯が妨害していることもあるので、ご相談ください。
• 生えてくるときに、歯ぐきがはがれたり、熱がでることがありますか？

  人によっては歯ぐきがはれたり、熱を出す（いわゆる知恵熱）ことがあります。扁桃腺にも近いので、ときには高熱を出す場合もあります。そんな時にはご相談ください。
• どんな歯ブラシで、どう磨くのがいいですか？

  毛の高さ７ｍｍ前後、３〜４列で、ブラシ部の長さ２ｃｍ程度の学童用歯ブラシを選んでください。毛の硬さはナイロン毛でＭ（ふつう）が適当です。６歳臼歯が乳歯の奥歯より低ければ、横から歯ブラシを入れ、６歳臼歯の噛む面に毛先が当たるようにしてみてください。高さが揃ってきたら、乳歯と一緒に前から毛先を届かせて磨きます。
• 歯磨きで、歯肉弁（6歳臼歯を被っている歯ぐき）を傷つけてしまいました。どうしたらいいですか？

  傷がひどくならないように、２〜３日歯ブラシが強く当たらないよう注意して磨いてください。傷がひどくはれている時には、２〜３日歯ブラシが当たらないようにしましょう。
• フッ素は塗った方がいいですか？

  フッ素は歯の質を硬くし、虫歯になりにくい歯にしてくれます。とくに、生えたばかりの歯には効果的だと言われています。ただし、過信は禁物。汚れがひどかったり、甘いものを多くとり過ぎると、フッ素を塗っていても虫歯はできてしまいます。きれいな歯だからこそ、はじめてフッ素効果も高まります。
• キシリトール、リカルデントは虫歯予防に効きますか？

  十分解明されていないので明言はできませんが、ある研究では、菌の活動を抑制したり、歯の再石灰化を促進させる作用があると言われています。ただ、甘いものに変わりありませんので、甘いもの好きになるかもしれません。上手な使い方をしてください。

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